2020年5月に起きたソフトバンクの株価下落(1,470円→1,315円)を時系列でまとめてみた①

SoftBank

新型コロナが世界中に感染拡大しNYダウが僅か1か月で1万ドル(29,400ドル→18,600ドル)以上下落した悪夢の3月から株価が戻りつつあった5月。ソフトバンク(9433)の株価が大幅に下落した。

 

この時は2020年3月期の最終決算が5月11日に発表され、売上高は前年比+4.4%の4兆8,600億円、営業利益は前年比+11.4%の9,117億円、当期純利益は前年比+2.5%の5,066億円の比較的好決算。

ソフトバンクは4月3日の底値である1,287円から1,470円まで上昇し、1,500円の大台に株価が戻そうとしていた。

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ソフトバンクGが最大2億4,000万株(3,200億円相当)の株式売却を発表、ソフトバンク株は9営業日で150円以上下落する

ソフトバンクの親会社であるソフトバンクグループ(SBG)は5月21日、自身が保有している国内通信子会社ソフトバンク(SBKK)の5%に当たる2億4,000万株を、新型コロナが猛威を振るうなかでの自社株買いと負債削減を目的とした最大4.5兆円の資産売却計画の一環として売り出すことを発表した。

 

SBGの想定する株式の売却価格は1株1,306円~1,320円で、売却額は最大3,200億円になる予定。

 

この報道を受けた翌日22日のソフトバンク株は一時1,315円の安値を付け、9営業日の続落は上場以来最長。5月11日の決算発表前後で1,470円以上あった株価は1,320円以下にまで150円以上も下落。

その後のソフトバンク株は8月中旬頃まで上がり続け、株価は1,500円台に回復するのだが、5月22日(金曜日)のソフトバンク株は前日比-56円の1,319円(終値)で、新型コロナで株価が暴落して以来、約1か月半ぶりの安値を付けた。

 

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