2階の部屋で利用可能?ソフトバンクエアーのWiFi通信はどこまで届くのか?

SoftBank Air

工事不要のインターネット回線として、主に光回線やADSLなどの固定回線が利用できないご家庭で重宝されているソフトバンクエアー(SoftBank Air)

 

そんなソフトバンクエアーのインターネット接続には、LANケーブルによる「有線接続」の他に、WiFi(ワイファイ)による「無線接続」があるのですが、今回はSoftBank AirのWiFi通信がどれくらいの距離まで届くのか?を自宅のSoftBank Airで検証してみました。

目次

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ソフトバンクエアーのWiFi(ワイファイ)通信はどれくらいの距離まで届くのか?

自宅では現在、2017年に発売されたSoftBank Air「ターミナル 3」を使用しているのですが、AirのWiFi通信は「IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)」に対応、WiFiクライアントの最大接続数は64でWiFiの通信速度は最大866Mbps。

 

2019年に発売された最新の「ターミナル 4(SoftBank Air)」もほぼ同等のスペックを持っており、ターミナル 4はWiFiの通信速度が最大1.3Gbpsに伸びてるのが特徴。

 

SoftBank Airは2019年に登場した最新の「802.11ax(Wi-Fi 6)」には未対応だが、Wi-Fi 6は5Gの10Gbpsを見据えた次世代のWiFi規格なので、別に対応してなくても全く問題ない。

 

現行の802.11ac(Wi-Fi 5)でも最大1.3Gbpsに対応しているので、一般家庭で使用する分には十分すぎるほどのスピードが出るようになってます。

ソフトバンクエアーのWiFi通信が使える範囲について

ソフトバンクエアーのWiFi通信は意外と遠くまで電波が届き、一般的な木造住宅ならSoftBank Airの本体を1階に置いても3階くらい(半径10m前後)までの距離ならWiFiの電波が届きます。

 

鉄筋コンクリート製のマンションでも隣の部屋や上下階程度なら問題なくWiFi通信が使え、外など障害物のない開けた場所なら15m先でもWiFi通信の電波をつかむことができました。

 

距離が離れるとWiFiの受信感度を示すアンテナが1~2本程度になって、「画像」などの表示速度が遅くなる気もするが、普通にWebサイトを利用する分には十分実用的な範囲。

 

■SoftBank AirのWiFiは2階の部屋まで電波が届く

SoftBank AirのWiFi通信は2階や隣の部屋程度の距離なら余裕で電波が届きます。

WiFi通信対応の電子機器ならパソコンやPS4を無線でインターネット接続可能で、5GHz帯での接続なら電子レンジなどの電波干渉でインターネットの接続が切れることないほど安定しています。

※2.4GHz帯は元から電波干渉に弱く、スマートフォンやゲーム機などでAirのWiFi通信(無線LAN)を利用するなら「5GHz帯」での接続がおすすめです。

お風呂場やトイレでソフトバンクエアーのWiFi通信は利用できるのか?

SoftBank Air本体の位置から10m位までの範囲なら、密室性の高いお風呂やトイレのなかでもスマホのWiFi通信が利用できます。

 

壁の材質が木製かコンクリート+厚さによって電波の飛距離が変わってきますが、めちゃくちゃ防音対策がされた音響部屋や、金属製の分厚い壁など、よほど特殊な条件でない限りは

普通の一般住宅なら最低でも隣の部屋(半径5m程度)くらいならAirの電波が使えると思っていいです。

ソフトバンクエアー(WiFi通信)のセキュリティについて

ソフトバンクエアーのWiFi通信(無線LAN)はセキュリティ強度の一番高いWPA2/WPA(PSK:AES)を採用しているので、SoftBank AirからWiFiのパスワードが漏れる心配はしなくていいです。

 

WPA2にセキュリティの脆弱性が全くない訳ではないが、セキュリティを突破するまでのハードルが非常に高く、部屋に侵入されて直接パスワード(暗号化キー)を見られたり、自分でパスワードを漏らさない限りは他人に無断でWiFi通信を使用されることもない。

 

パスワードの漏洩リスクとしては「パソコン」や「スマートフォン」側から漏れる可能性の方が高いので、セキュリティ対策をするなら「ESET」などの総合セキュリティソフトを導入するのがおすすめです。

「検出力」と「快適動作」を追求したウイルス対策ソフト



【まとめ】普通の一般住宅でソフトバンクエアーのWiFi(電波)はどこまで届くのか?

SoftBank AirのWiFi電波は接続する帯域(2.4GHz/5GHz帯)によって電波の飛距離が変わってくるが、普通の一般住宅なら最低でも5~8m前後、外など障害物のない開けた場所なら15m先、家1軒分くらい離れた距離でもAirのWiFiが受信できたりします。

※ただし2.4GHzでの接続だと電子レンジやBluetoothなど他の電波の干渉を受けやすいので、WiFi通信の有効範囲は5GHz帯よりもっと短くなる。

 

壁の分厚さや材質・電波の進行を妨げる障害物の有無など、住んでいる住宅環境によって条件が変わってくるが、コンクリート製の建物でも隣の部屋(半径5m以内)なら余裕でAirのWiFiが使えると思っていいです。

 

コンクリート製のマンションでもガラス窓や木製のドアなんかをWiFiの電波が通過するので、金属製の扉など壁が電波を反射しやすい材質じゃなければ大丈夫。

 

120㎡超えの高級マンションや海外住宅並みの広い家だと無理かもしれないが、普通の一般的な日本住宅ならSoftBank Air1台でギリギリカバーできる。それくらいAirのWiFi通信の有効範囲が広い感じです。

 

タイトルとURLをコピーしました