3年前の格安スマホでも『PUBG MOBILE』が遊べるのか試してみた

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3年前に発売された格安スマホでもモバイル版「PUBG」は遊べるのか?

■本日配信が開始されたスマホ版PUBG『PUBG MOBILE(PUBGモバイル)』

正式名称『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)通称 PUBG』は、一つの島で最大100人のプレイヤーが対戦するバトルロイヤル方式のFPSゲームで、2017年3月にパソコンのSteamで早期アクセス版のPUBGが配信されると、Twitchやニコニコ動画、YouTubeなどで人気が爆発。

 

これまでオンライン対戦型のFPSといえばCODシリーズ、BFシリーズ、オーバーウォッチが有名でしたが、PUBGが登場してからはその勢力図が一転。

PUBGは一時期プレイヤーの同時接続数が300万人を超えるなど、「dayz」「H1Z1」といったこの手のサバイバル系FPSを一気に駆逐していったのが印象的でした。

※DayZは2012年に「Arma2」のMODとしてα版が公開されたゾンビサバイバルシミュレーションゲーム。H1Z1は2016年にアーリーアクセス版が発売された対戦型ゾンビサバイバルゲーム。この2作品にもPUBGの制作者が深く関係している。

モバイル版PUBGが2018年5月16日(水)に配信開始

そんな「PUBG」のスマートフォン版(iOS、Android)が本日2018年5月16日に配信開始。

FPS系のゲームは酔いやすいのであまり積極的に購入することはなかったのですが、PUBG MOBILEは基本プレイ料金が無料ということで、せっかくなので手持ちの格安スマホでも「PUBG」が遊べるのか調べてみました。

PUBGモバイルの動作に必要な端末スペック

■モバイル版PUBGを遊ぶために必要な端末スペックは以下の通り

【iPhone iOS『PUBG』対応機種一覧】

・iOS 9.0以降
・iPhone 5s
・iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE
・iPhone 7、iPhone 7 Plus
・iPhone 8、iPhone 8 Plus
・iPhone X

 

【Android OS『PUBG』対応機種一覧】

・Android 5.1.1以上を搭載しており、メモリ(RAM)2GB以上推奨

 

モバイル版PUBGは2015年以降に発売されたスマートフォンなら基本的にプレイ可能といったところ。当然「PUBG BOBILE」を快適にプレイしたいなら最新機種が望ましいが、格安スマホ向けのSIMフリー端末でも推奨動作基準を満たしていれば遊べるみたいです。

3年前に発売された「ZenFone 2」でPUBGモバイルを遊んでみた

今回、PUBGの検証に使用したのが台湾のASUSが開発した「ZenFone 2」

「ZenFone 2」は2015年5月16日(日本)に発売された格安スマホ向けのSIMフリースマホ。※奇しくも発売日がモバイル版PUBGの配信日(2018年5月16日)と一緒。

CPUはIntelのQuad Core Z3560 (1.8GHz)でメモリは2GB、内部ストレージは32GBで搭載OSはAndroid 5.0。液晶は5.5インチのFull HD。

発売当時の価格は約38,000円(税込み)で、それを楽天モバイルのキャンペーン等を利用して確か実質3万円前後で購入したはずです。

 

当時はこの性能のスマートフォンが4万円を切るということでMVNO業界ではかなり話題になり、発売から3年が経過した現在でも普通に使用できる性能を有しています。

※最近ちょっと動作が重くなる時もあるが、バッテリーの劣化具合も少なく、100%に充電すれば電池が1週間は持つ。格安スマホとは思えないほど優秀な機種。

SIMカードは楽天モバイルのものを使用

Android版「PUBG」の初回ダウンロードファイルは全部で約1.2GB。

 

「ZenFone 2」は楽天モバイルのプラン(SIMカード)で契約しているが、平日の午前9時からファイルのダウンロードを開始して約45分でインストール完了。

 

1GB当たり約37分の計算で、ダウンロード時の平均速度は下り5~6Mbps前後といったところ。もう少しファイルのDLに時間が掛かると思っていたが、格安スマホのスピードとしては悪くない。

実際に格安スマホの「ZenFone 2」でPUBG MOBILEを遊んでみた感想

モバイル版PUBGは端末の性能に合わせて「低画質」「バランス画質」「高画質」の3つに自動で調整される。※グラフィック設定は5段階まで調整可能。

オンライン対戦時のテクスチャはPS2時代を彷彿とさせるレベルだが、スマホの画面なら気にならないレベル。

 

ZenFone 2の性能では必然的に最低画質でのプレイになってしまうが、視点を素早く動かしたときに時々処理落ちで画面がカクツク以外はそれほど支障がなく、思ったよりも普通にPUBGを遊ぶことができました。

 

■ただしスマホ本体が発熱で熱くなる

室温23度の部屋でモバイル版PUBG(Android)をプレイ中、グラフィック処理でCPUに負荷が掛かっているのか原因は分からないが「ZenFone 2」の本体が35~40℃程度の熱を持つようになる。

冷房の効いている部屋ならいいが、夏場などの暑い季節、気温が高い状況下ではあまり長時間のプレイはお勧めできない。

3年前に発売された格安スマホでもモバイル版「PUBG」は遊べるのか?まとめ

3年前に発売された格安スマホ(ZenFone 2)でも低画質設定ならPUBGを遊ぶことができました。ただし気温が高い季節だとスマホ本体が熱を持ってしまうので注意。

やはり最新のゲームを快適に遊びたいなら、最新の機種を購入すべきでしょう。

 

最近では格安スマホ向けの機種もだいぶ高性能化が進んでおり、2018年5月18日発売の「ZenFone 5(ZE620KL)」はCPUがSnapdragon 636(1.8GHz)にメモリ(RAM)が6GBとちょっとしたパソコン並みのスペックになっています。

■国内版「ZenFone 5」が2018年5月18日に発売!

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▲2018年6月11日まで『HUAWEI nova lite 2』がキャンペーン価格6,800円で販売中

ゲームアプリで遊ぶならiPhoneシリーズが1番ベストですが、格安スマホも販売価格が3~4万円以上の機種なら大抵のゲームが遊べるので、コスパを重視するなら格安スマホも選択肢の一つとしてお勧めできます。

 

 

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