主に「光回線」や「ADSL」などの固定回線が利用できない家庭向けのネット回線として、ソフトバンクが提供する工事不要のインターネット回線「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)」というサービスがあります。
■SoftBank Air Yahoo!BB公式サイト
SoftBank Airの大きな特徴としては
①SoftBank Airは電波を利用したネット回線のため開通のための回線工事が不要。
②工事不要なので作業員などを家にあげる必要もない。
③基本的にコンセントさえあればどの部屋でも設置できるので便利。
④ネットだけでなくWiFi通信も利用できるのでスマホのデータ通信節約にもつながる。
⑤パソコン、スマートフォン、テレビ、ゲーム機など様々な機種をネットに接続できる。
などが挙げられ、SoftBank Airは光回線やADSLなどの固定回線が利用できなくて困っている場合に、本当に重宝します。
そんなSoftBank Airの契約には、AirターミナルとよばれるSoftBank Air本体を「購入」するか「レンタル」するか選べるのですが、今回はSoftBank Airに申し込む場合、Air本体は「購入」と「レンタル」どちらがおすすめなのか?について解説していきたいと思います。
目次
SoftBank Air本体の「購入」と「レンタル」の違いについて
SoftBank Airの基本情報
・SoftBank Airの月額基本料金は4,880円(税別)
・SoftBank Air の契約期間は2年間(SoftBank Air の課金開始日の属する月を1ヵ月目として、24ヵ月目の末日まで)です。解約の申し出がない場合は、更に2年間を契約期間として更新します。契約期間満了の月以外で解約した場合、9,500円の解除料が必要です。
・初回の契約事務手数料は3,000円(税別)
・Airターミナル本体の値段は59,400円(税込)
・Airターミナル賦払金[1,650円]、月月割[-1,650円]支払回数36回、支払期間38ヵ月または39ヵ月間、現金販売価格(割賦販売価格)59,400円(税込)実質年率0%です。
SoftBank Air本体をレンタル契約する場合
SoftBank Airをレンタルする場合、↓の白い長方形型のAirターミナル(本体)を月々490円(税別)で借りることになります。
SoftBank Airの基本料金は月額4,880円(税別)なので、これにレンタル料金を合わせた月々5,370円(税別) 10%の消費税込みだと月々5,907円(税込)がSoftBank Airレンタル時の月額料金となります。※これに「ユニバーサルサービス料」が+3円
SoftBank Airをレンタル契約する場合、解約した月の翌20日までにAir本体を指定の住所に返却(基本的に送料は消費者負担)する必要がありますが、ちゃんと返却すればこれ以外に費用の掛からないシンプルな料金プランです。
【補足】ただし返却期日までにAir本体のご返却が確認できない場合は、未返却に対する違約金 33,000円が発生。返却の接続機器が故障や破損をしていた場合は、修理交換料金として16,000円が発生する点に注意!
SoftBank Air本体を購入契約する場合
SoftBank Air本体(Airターミナル)の値段は税込み59,400円。SoftBank Airを「購入」する場合はこれを36回の分割払いで契約することになります。
SoftBank Air本体の購入には「月月割」と呼ばれる毎月1,650円の割引きサポートが用意されており、-1,650円×36回=59,400円(税込)と、月月割の適用から36か月以上が経過していれば「実質0円」でAir本体を購入できる計算になります。
月月割を適用できるなら月額4,880円(税込 5,368円)の基本料金のみでSoftBank Airを利用することが可能、合計月額料金も「購入」契約の方が安くなります。
購入 | レンタル | |
---|---|---|
Air本体の料金 | ■59,400円(税込) ■月月割適用で36ヶ月1,650円割引=実質0円 |
月539円(税込) |
合計月額料金 | 5,368円(税込) | 5,907円(税込み) |
↑月月割が適用できるならSoftBank Airは「購入」した方が月額料金が安くなる。
ただしSoftBank Airを購入契約する場合は1年以内の短期解約に注意!
SoftBank Airを購入する場合、月月割の適用から36か月以上が経過していればSoftBank Air本体(59,400円)を実質0円で購入できるのですが、中途解約の場合は端末代の残り(残債)の支払い義務が発生するので注意が必要です。
例えばSoftBank Air(購入契約)を1年程度で解約した場合、36か月-12か月=24か月で39,600円(残債)の支払い義務が発生。2年縛りの違約金 9,500円(10,450円/税込)も合わせると合計で5万円近い請求が発生することになります。
レンタル契約の場合は違約金+1年間のレンタル料(月々539×12か月=6,468円)を合わせても支払い額は約1.7万円なので、1年以内の短期契約ならSoftBank Airの本体は断然「レンタル」のほうがおすすめ。
SoftBank Airを購入するなら4年以上の継続利用が一つの目安
目安としてSoftBank Airを購入するなら最低でも3年以上、違約金なしで解約するためには4年以上の契約が必要となり、SoftBank Airを購入する場合は4年(48か月)以上利用するつもりで申し込みましょう。
【まとめ】SoftBank Air 4の本体は「購入」と「レンタル」どちらがおすすめなのか?
現在ソフトバンクではSoftBank Airを分割支払いで購入すれば月額基本料金が3,800円(税別)になるキャンペーンを行っているのですが、このキャンペーンを利用すれば2年目の契約更新月に解約してAir本体の残債が残っていたとしても、「レンタル」するよりも「購入」した方がお得になります。
このキャンペーンで得するためは最低でも2年以上の継続利用が前提となるが、キャンペーンを利用するならレンタル契約よりも2年間の合計支払い額が2万円ほど少なくて済みます。
■Air本体を「レンタル」時の2年間支払い総額(消費税込みで計算)
・5,907円×24か月=141,768円
■Air本体を「購入時」の2年間支払い総額(消費税込みで計算) ・4,180円×24か月=100,320円+19,800円(Air本体の残債12か月分)=120,120円 |
以前はレンタルにも割引きサービスが用意されていて2年目までなら「レンタル」でもよかったが、現在ではSoftBank Airに申し込むなら「購入」の方が基本的にお得。
2019年に発売された最新の『SoftBank Air 4』に申し込む場合でも、1年前後で解約する予定なら「レンタル」の方がいいが、確実に2年以上使用するなら「購入」契約の方が全体の費用が安くなります。
ソフトバンク傘下のYahoo!BBが提供しているキャンペーンを利用する場合はもっとお得になるのでおすすめです。