【2021年】世界一高かった日本の携帯電話料金が最大64%の大幅値下げ!大手携帯キャリアの低価格プランが寄与

携帯電話

総務省が毎年調べている令和2年分の携帯電話料金の推移(電気通信サービスに関わる価格差調査)が発表され、日本国内の携帯電話料金が大幅に下がっていることが判明した。

→【令和2年度調査結果】電気通信サービスに関わる価格差調査(令和3年5月25日発表)

目次

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日本国内の携帯電話料金が2年前の約半分に!

これまで日本の携帯電話料金は端末価格の上乗せなどで世界的に見ても非常に高止まりしていたのだが、楽天モバイル(MVNO)の登場に危機感を持ったNTTドコモなどの大手携帯キャリアが、月額2,980円以下で利用できる「ahamo(アハモ)」などの低価格プランの提供を開始したことにより大幅に値下がり。

データ通信 20GBの大容量プランで60%以上の値下げ!

大手携帯キャリアのデータ容量別の価格推移を見てみると、平成30年(2018年)と令和2年(2020年)では、データ通信2GBが月額6,482円→2,973円、データ通信5GBが月額7,562円→2,973円と消費者の利用負担が約半分に減っているのが分かる。

※赤いラインが東京の価格推移

特にデータ通信20GBのプランの値下げが顕著で、2018年は月額8,175円(平均)だったのが月額2,973円(平均)に下がり、NTTドコモのahamoやauのpovoの登場で、割引き率でいえば2年で約64%の値下げ(20GBプランの場合)につながっている(まじで安くなった)

NTTドコモahamo(アハモ)は人件費や管理コスト削減のためインターネットからの申込み専用だが、基本料金が5分かけ放題+データ通信 20GBで月額2,970円(税込み)という破格の料金設定になっている。

(おまけにahamoは申込みの事務手数料3,300円が無料、解約時の違約金も発生しない)

まとめ

大手携帯キャリアの低価格プランは端末代の請求が別なので、最新のiPhoneシリーズなどを購入すると支払い総額は前と変わらないかも知れないが、割安な端末で契約すれば相当携帯電話料金が安くなるはず。

例えばAppleのiPhone SE(第2世代)なら新品でも約5万円で購入できるので、iPhone SEを4年間使用したとすると月々の端末代は49,280円(税込み)÷48か月=月々1,026円。これをNTTドコモのahamo(月額2,970円)と組み合わせると月々4,000円くらいでスマホが維持できる。

 

大手携帯キャリアのプランが格安スマホなみの料金で利用できるなんて数年前まで考えられなかった。

 

こういった選択肢を利用者が選べるようになったのも楽天モバイルの誕生が影響しており、楽天モバイルが携帯電話料金の値下げに貢献した功績は本当に大きいと思う。

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