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個人事業主のアフィリエイターが最大100万円の「持続化給付金」に申し込んでみた話
現在、個人事業主としてアフィリエイトで収入を得ている私ですが、これまで確定報酬の承認率が100%に近かった優良広告主の承認率が3月は50%以下に低下、GoogleアドセンスのCPC(クリック単価)も半分と、新型コロナの影響でまじで売上が前年の半分以下にまで落ち込んでいるので、国の支給する「持続化給付金」の申請をしてみました。
「持続化給付金」の申請登録に掛かった時間は約1時間~1時間半くらい、事前に確定申告書(アップロード画像)の用意や下調べはしていたのですが、思ったより申請のハードルが高かったので、少し内容が長くなるかも知れませんが、これか「持続化給付金」の申込みを考えている人向け(個人事業主向け)に、アドバイスも交えながら、色々とまとめてみたいと思います。
中小企業や個人事業主の支援目的の「持続化給付金」とは?
持続化給付金(じぞくかきゅうふきん)とは、いま世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響により、お店の売上や利益が大きく減っている事業者に対して、個人事業主の場合は最大100万円、中小企業など法人の場合は最大200万円が支給される制度です。
「持続化給付金」の申込み受付は2020年5月1日(金曜日)からインターネットで先行して申請が可能。行政機関などの窓口はこれからサポート会場を全国に順次設置する予定です。
持続化給付金の第一次補正予算は2兆3,000億円で、5月19日の時点で合計100万件以上の申請を受け付け。このうち約30%に当たる29万8,000件の手続処理が完了しており、約3,830億円相当の金額が中小企業や個人事業主に支払われている。
「持続化給付金」の対象となるのは?
持続化給付金の対象となる条件は「①新型コロナの影響により1ヶ月の売上が前年同月比で50%以上減少している」「②2019年以前から事業による事業収入(売上)を得ており、今後も事業の継続をする意思のある事業者」「③法人の場合は資本金・出資額の総額が10億円未満、または従業員が2,000人以下の中小企業」
主な業種の対象としては「農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など」幅広い職業が本制度の対象となる。
アフィリエイターやYouTuber(動画配信者)など、グーグルアドセンスやアフィリエイトサービスプロバイダから広告収入を得ている人も、税務署に「開業届」を出していて、「個人事業主(自営業者)」として登録していれば「持続化給付金」が貰える可能性があります。
「持続化給付金」の申請に必要な書類・事前に用意するもの(個人事業主の場合)
自営業などの個人事業主が国の支給する「持続化給付金」を受けるために必要な主な書類は以下の4種類。
①2019年度の「確定申告書類」の控え(法人は前事業年度の控え)
②売上減少となった月の「売上台帳」の写し
③銀行口座など「通帳」の写し、インターネット銀行の場合は画面のコピーでもいい
④「身分証明書」の写し(個人事業主の場合)
※身分証明書は「①運転免許証」「②マイナンバーカード」「③住民基本台帳カード」「④在留カード」「⑤特別永住権証明書」「⑥外国人登録証明書」など。①~⑥の身分証明書を持っていない人は、「⑦住民票の控え+パスポート(顔写真の掲載されているページ)」「⑧住民票の控え+各種健康保険証」の提出でのOK。
この他に事前に準備しておいたほうがいい物としては
⑤税務署に提出した開業届(屋号の確認のため)
⑥申請登録するためのメールアドレス
⑦持続化給付金の申請登録用に「ID」と「パスワード」を決めておく
⑧持続化給付金の入金用の銀行口座(通帳)を用意する、などがあります。
「持続化給付金」の申請については経済産業省の↓ホームページでも紹介されているので、給付金の申請を考えている人は、一度事前に読んでおくことをおすすめします。
■「持続化給付金」に関するお知らせ(経済産業省 PDF)
→https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf
「持続化給付金」の申請方法
持続化給付金の申請は持続化給付金用のホームページ(https://www.jizokuka-kyufu.jp/)から申込みが可能です。
パソコンやスマホからGoogle検索で「持続化給付金」と打ち込んで検索してもいいです。たぶん1ページ目の一番上に検索表示されてると思います。
▼中小企業庁が運営する「持続化給付金」の申請ページ
最初に「持続化給付金」の申請サイトを見たとき、ドメインが日本の政府機関や独立行政法人が登録できる「go.jp」じゃなかったので、怪しいと警戒したのだが、一応、経済産業省の公式ホームページからもリンクが貼られているので大丈夫。
持続化給付金申請サイトのUI(ユーザーインターフェース)はスマホ向けのデザインだが、デスクトップパソコンやノートパソコンからも申請登録が可能。「持続化給付金の申込方法」「必要書類」「対象者条件」など、サイト内容が分かりやすく、短期間で制作されたサイトとしては意外としっかりできていると思います。
個人事業主のアフィリエイターが最大100万円の「持続化給付金」の申込みに挑戦してみた
持続化給付金の申請は中小企業庁の用意したこちらのホームページから、自宅のデスクトップパソコンを使って申込んでみた。
■「持続化給付金」申請サイト
→https://www.jizokuka-kyufu.jp/
「持続化給付金」の申請の手順としては最初に「仮登録」をして、そのあとに「本登録」といった流れになります。
仮登録情報の入力画面
「持続化給付金」の申請に必要な主な書類は「2019年(度)の確定申告書類」「対象月の売上台帳等」「通帳のコピー」に、個人事業主の場合は「運転免許証」等の本人確認の書類が必要になる。
個人事業主が「持続化給付金」の申請前に準備したり知っておいたほうがいいな、と思ったこと
ここからは実際に「持続化給付金」の申請をしてみて、これは知っておいたほうがいいなと思うことをいくつかまとめてみます。
①アップロード用の書類を事前に準備しておく
インターネット経由で「持続化給付金」をする場合、確定申告書の書類や本人確認書類などの画像を事前にパソコンやスマホ内に保存しておき、それを申請時にアップロードする必要があります。アップロードする画像は最低でも7~8枚以上。
①2019年の確定申告書第一表(青色又は白色)
②2019年の所得税青色申告決算書(1ページ目)
③2019年の所得税青色申告決算書(2ページ目)
④売上減少を証明するための台帳の写し
⑤通帳のオモテ面の画像
⑥通帳の1~2ページ目の画像
⑦本人確認書類(運転免許証の場合はオモテと裏面の2枚)
提出用の画像の保存方式は「PDF」「JPG」「PNG」、アップロードできる画像のサイズは1枚当たり最大10MBまで。
税務署に郵送で確定申告書類を送っていて、書類の控えに「収受印」が押印されていない場合などは、追加で「納税証明書」の提出が必要になります。
私の場合、「持続化給付金」の申請はパソコンでおこなったのですが、アップロード用の書類をまずはスマートフォンで撮影→それをメールでデスクトップパソコンに送信するという、アナログな方法で画像を保存しました。
■アップロード用の画像を用意する時のコツ
この時にスマホで撮影した提出用の画像ファイルを、「確定申告書B」や「青色申告決算書①」など、自分で分かりやすいようファイル名を付けておくと、後々画像をアップロードするときに混乱せずに済みます。
②銀行口座の入力情報を事前に調べよう
持続化給付金の申請登録をする時に、給付金を振り込むための「口座情報」を入力する項目があるのですが、ここで紹介する7つの情報を事前に調べておくと登録がスムーズに進みます。
持続化給付金の申請登録で求められる口座情報は「①金融機関名」「②金融機関コード」「③支店名」「④支店コード」「⑤種別」「⑥口座番号」「⑦口座名義人」の7項目。
私の場合、「ゆうちょ銀行の通帳(総合口座通帳)」を振り込み先に選択したのだが、ゆうちょ銀行は「③支店名」と「④支店コード」の部分が「店名」「店番」と表記されているので、どの番号を記入すればいいのか初めてだと分かりずらいので注意。
ゆうちょ銀行の「支店名」や「支店コード」を調べる方法
ゆうちょ銀行の「支店名」や「支店コード」はこちらの「金融機関コード・銀行機関コード検索」というサイトで調べられます。(このサイトを見るまで自分の登録した支店コードが合ってるのか自信が持てなかった。)
それと振込用の「口座番号(ゆうちょ銀行)」はこちらの「ゆうちょ銀行」公式ホームページの「記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる」で調べられるので、分からない人は見てみるといいと思います。
■銀行口座はネット銀行を使わないほうがいい
持続化給付金の振込には、あとあと通帳の「表紙」と「1~2ページ目」の画像のアップロードが必要になるが、楽天銀行など通帳が発行されないインターネット銀行の場合、どの画像をアップロードすればOKなのか情報が少な過ぎるので、給付金の振込先にネット銀行を指定するのは止めたほうがいいです。
ですので持続化給付金の振込先は紙で「通帳」が発行されている、普通の「銀行口座」にするのが無難です。
③「開業日」や「生年月日」の記入時に注意しよう
これは持続化給付金ページの記入欄の仕様上の問題なのだが、「持続化給付金」の申請登録を進めていくと、「開業日」と「生年月日」を記入する部分があるのだが、例えばここで開業日を「2016年7月26日」や「20160726」と打ち込むとエラーが発生します。
この原因は「開業日」や「生年月日」を記入する時に本当は「2016/07/26」と数字の間に【/】を打ち込んで区切らないといけない。
※ /(名称:スラッシュ)は普通のキーボードの配列だと数字キーの上にある。「スラッシュ」と文字を打ち込んで「変換」したり、パソコンならコピー&ペーストして持ってくる方法がある。
もしかしたら国民からの苦情や指摘で、この仕様が今後改善されているかも知れませんが、もし、「開業日」や「生年月日」の登録時にエラーが発生したら「/」を間に入力してみましょう。
設立年月日(開業日)のエラーが出なくなった
持続化給付金 生年月日や設立開業日のエラーの解決法判明。
https://t.co/OoIw0QgfqR— new1kkk 相互フォロー100% (@new1kkk) May 1, 2020
④「持続化給付金」の支給額は10万円単位、支給額が10万円未満の端数は切り捨てとなる
給付金請求の対象月は、前年同月比50%以下となった月を任意で選べるが、持続化給付金の金額は10万円単位となるため、10万円未満の端数は切り捨てとなる。
■例えば「持続化給付金」の額を計算してみたら99万円になったが、10万円未満の端数は切り捨てなので、実際に貰える給付金は90万円となります。
【朗報】5月8日から支給が始まった「持続化給付金」について、経済産業省は10万円未満を切り捨てていた支給額の決めかたを見直し、1円単位で全額を振り込むことになりました。これまで10万円未満切り捨てで給付金が支給されている人は、端数の追加振込が6月から順次開始されます。【追記】
⑤「持続化給付金」はいつ振り込まれるのか?
国が支給する「持続化給付金」は申請登録が完了すれば早ければ8日前後、遅くとも2週間程度で指定した銀行口座のほうに入金されるようです。
私の場合、5月1日(金)の夜に持続化給付金の申請を完了して、2週間後の5月15日(金)のお昼12時30分にゆうちょ銀行に行って通帳(銀行口座)を確認したらお金が振り込まれてました。
※申請番号は15万番台、申請は「個人事業主」で登録。
Twitterでは申込みから1週間程度で給付金の入金報告が上がるなかで、書類手続きにミスがなかったか、実際に給付金が振り込まれるまで不安でしたが、どうやら杞憂だったようです。
持続化給付金の申請は登録内容に不備があると後で修正用の連絡メールが届くらしいのですが、早く給付金が欲しい人は絶対に記載ミスがないよう、申請時の登録・事前準備を怠らないようにしましょう。
「持続化給付金」の申込み時に気になった疑問などをまとめ
ここからは個人事業主である私が「持続化給付金」について疑問におもったことをまとめてみます。いくつか参考になる情報もあると思うので、気になる人は読んでみて下さい。
①確定申告書類(所得税申告書B、青色申告決算書)はどのページをアップロードすればいいのか?
税務署に開業届を提出していて「青色申告」をしている個人事業主(自営業)の場合、「持続化給付金」の申請に必要な確定申告の書類は2019年度(令和01年分)の「所得税及び復興特別所得税の申告書B」と「所得税青色申告決算書(一般用)」の2枚。
【個人事業主の場合】提出に必要な確定申告書類のページ
このうち、青色申告をしている個人事業主が「持続化給付金」をもらうために提出(アップロード)が必要な確定申告書類のページは、「①所得税及び復興特別所得税の申告書B」の第一表と、「②所得税青色申告決算書(一般用)の1ページ目」「③所得税青色申告決算書(一般用)の2ページ目」の3枚。
①2019年の確定申告書 第一表(青色又は白色)
②2019年の所得税青色申告決算書(1)
③2019年の所得税青色申告決算書(2)
最初、確定申告書類の何ページをアップロードしないといけないか分からなかったが、青色申告をしている個人事業主なら「持続化給付金」提出用の画像はこの3枚でいいみたいです。
↓個人でも「白色申告」しかしてない人は「確定申告書 B」の1枚だけでいいみたいです。
「持続化給付金」の申請「証拠書類(①確定申告書)」についてです。
【法人の方】
①「確定申告書別表一」
②「法人事業概要説明書」【個人で青色申告の方】
①「確定申告書別表一」
②「所得税青色申告決算書」【個人で白色申告の方】
①「確定申告別表一」🔷写真を撮り、添付するだけです。 pic.twitter.com/1zrMT0p2kK
— やまさき まさやす (@masayasu211bob) May 2, 2020
②売上減少となった月の「売上台帳」は何をアップロードすればいいのか?
2020年1月以降、新型コロナウイルスの影響により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月を証明するために提出が必要な「売上台帳」は、何をアップロードすればいいのか?についてですが。
私の場合、アフィリエイトの収支や売上高の管理は「MFクラウド確定申告」に記帳していたので、売上台帳の写しは「青色申告決算書(一般用)」の2ページ目(月別売上を記入するページ)を利用。それをデスクトップパソコンのスクリーンショットで撮影して提出しました。
【追記】↑このスクリーンショット(書類)の提出で、申請から2週間後の5月15日に「持続化給付金」が無事に入金されました。
2020年分の売上証明は月の途中まででも大丈夫。MFクラウド確定申告は毎月の収入や経費を記帳(仕分け)するだけで後は自動で計算してくれるので、毎年の確定申告作業がものすごく楽になるのでおすすめです。
▲「MFクラウド確定申告(法人/個人事業主)」の詳細はこちら
③通帳の写しはどのページをアップロードすればいいのか?
持続化給付金の入金用口座でアップロードが必要な銀行通帳のページは、「通帳のオモテ面」と「通帳の1~2ページ目」の画像になります。
①ゆうちょ銀行の場合、1枚目はこの通帳のオモテ面の画像
②2枚目はゆうちょ銀行の「記号番号」や振込用の「口座番号」が掲載されている1~2ページ目をスマホなどで写真に撮って書類をアップロードします。
ちなみに私の場合、通帳の1~2ページ目の画像を撮影する際に、手で通帳を抑えないとすぐに閉じてうまく写真が撮れなかったので、粘着力を弱めたガムテープ(両面テープでもいい)でワッカを作り、それを通帳の裏側に貼り付けて、できるだけ平面になるよう工夫して撮影しました^^;
④アフィリエイトやYouTuberの職業区分はどれにすればいいのか?
持続化給付金の情報を入力する時に、「業種」を記入する場面があるのですが、アフィリエイトは一応「広告業」に属するので、業種(日本産業分類)の種類は↓になります。
・大分類→「学術研究,専門・技術サービス業」
・中分類→「広告業」 ・小分類→「広告業」 |
最近話題の「YouTube」で稼いでいる動画配信者も、主な収入源はGoogleのアドセンスになっていると思うので、業種の選択は「広告業」でいいと思います。
⑤支給された「持続化給付金」に税金は発生するのか?
【疑問】持続化給付金は課税の対象となるのか?
・持続化給付金は、極めて厳しい経営環境にある事業者の事業継続を支援するため、使途に制約のない資金を給付するものです。これは、税務上、益金(個人事業者の場合は、総収入金額)に算入されるものですが、損金(個人事業者の場合は必要経費)の方が多ければ、課税所得は生じず、結果的に課税対象となりません。
「持続化給付金」は事業収入(益金)として扱われ、給付金は課税の対象となります。ただし2020年度の「売上+持続化給付金」の金額が所得控除の範囲内であれば、結果として税金の対象とならないこともある。
例えば「持続化給付金」が100万円、2020年度の売上高が100万円だとしたら合計収入は200万円となり、そこから「必要経費」「社会保険料控除」「青色申告特別控除」などの金額を引いた「所得」に課税され、この所得金額が0円なら翌年の所得税は発生しない。
同じように「住民税」も「必要経費」「社会保険料控除」「青色申告特別控除」などの控除額を引いた所得金額が年35万円以下なら、翌年の住民税が非課税になります。
⑥「持続化給付金」の仕分けはどうすればいいのか?
■「持続化給付金」は事業所得として計上する
持続化給付金は課税の対象となる「事業所得」に該当するので、原則として確定申告(青色申告)をしている個人事業主なら「持続化給付金」を帳簿に記帳する必要があります。
私の場合、「持続化給付金」は「雑収入」で仕分けしようかなと思っています。
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要(説明欄) |
---|---|---|---|---|
普通預金 | 1,000,000円 | 雑収入 | 1,000,000円 | 持続化給付金 |
間違ってたら来年の確定申告までに修正すればいいだけなので、今はこんな感じで記帳(複式簿記)しようかと思ってます。
⑦アルバイトやフリーターでも「持続化給付金」はもらえるのか?
■アルバイトやフリーターでも「持続化給付金」の支給条件を満たしていれば貰える
「アルバイト」や「フリーター」でも開業届&確定申告書類を税務署に提出していて個人事業主として2019年に売上(事業所得)が発生→前年同月比で50%以上収入が下がっていれば「持続化給付金」がもらえます。
持続化給付金の申請要領にある「事業所得」と「不動産収入」「給与収入」「雑所得」等は別で計算するので、アルバイトやフリーターとして「給与収入」があっても「持続化給付金」が貰える可能性がある。
【補足】ただし「完全出来高制」などの請負契約の形で、事業所得としてアルバイト収入を得ている場合は、また条件が違ってくるので注意して下さい。(この辺は収入を確定申告でどう処理しているかによって変わってくる)
⑧「持続化給付金」についての疑問は各省庁の公式ホームページが参考になる
持続化給付金の疑問については、経済産業省の「持続化給付金に関するよくあるお問合せ」や中小企業庁の「持続化給付金サイト」に既定や要領などがまとめられているので、気になる人は各省庁の公式ホームページで調べてみるといいでしょう。
■経済産業省→持続化給付金に関するよくあるお問合せ
■中小企業庁→持続化給付金サイト
【まとめ】個人事業主のアフィリエイターが最大100万円の「持続化給付金」に申し込んでみた
最後に「持続化給付金」をちゃんと貰うためのコツをまとめると
①持続化給付金の申請は登録内容を間違えないよう何度も確認する。
②給付金の申請者の名前が企業や会社名なのに、振込先の通帳が個人名だと審査に弾かれる。個人事業主の場合、申請者と通帳の名義は一致するように。
③前年同月比50%減の比較は売上の減少が一番大きい月を選択する。
④売上台帳や貯金通帳などアップロードに必要な確認書類は、チェックする作業員さんが見やすい画像を添付する。
⑤アップロード書類の保存形式がPDFだとファイルが開けなくてダメな報告多数あり、画像の保存方式は「JPG」がいいかも。私の場合添付画像は全部JPGで成功。
⑥分からないことがあったらスマホやタブレットなど、他のネット端末ですぐに調べられる環境を用意する。
他にもいくつか申込時の注意事項があるけど、具体的にこの6つを意識して「持続化給付金」の申込み作業をすると、手続きがスムーズに進むかな?と思います。
「持続化給付金」の登録申請は少し面倒な部分もあるのだけれど(調べながらだったので作業に1時間以上かかった)、去年と比較して収入が減っているなら最大100万円(個人事業主の場合)の給付金が受け取れるので、新型コロナで生活に困っている「中小企業の経営者」や「個人事業主」なら絶対に申請すべき(まとまったお金が入ってくると希望が湧いてくる)です。
「持続化給付金」のおかげで事業の継続ができれば、新型コロナが収束したあとの仕事への復帰が迅速にできるし、それだけ経済の回復スピードも早くなる。そして生産活動の再開が早ければ国の税収回復が早まる好循環が生まれる。
新型コロナの影響による経済活動の自粛がいつまで続くか分かりませんが、過去に「リーマンショック」や「東日本大震災」を経験してきた時と同じように、この厳しい状況を一緒に乗り越えていきましょう。