2019年10月1日(火)に月額料金が3,880円(税別)に値下げされ、中途解約時の違約金も9,500円→1,000円になって以前よりも契約しやすくなったUQ WIMAXのギガ放題プラン。
■UQ WIMAXに月額3,880円で利用できる新「ギガ放題」プランが登場!
目次
UQ WIMAXで「SIMカードのみ」の契約がついに解禁!
そしてUQ WIMAXでは同時に「SIMカード単体での申し込み」も可能になっていて、前々から格安スマホみたいにSIMカードの販売もやって欲しいなと思っていたのですが、ついにそれが実現しました!
SIMカード単体を申し込むメリット
UQ WIMAXでは携帯電話業界の「分離プラン」の影響を受けて、月額料金は4,380円→3,880円と月々500円ほど安くなったのですが、そのかわり端末代の割引き額が減額され、以前は最新のWIMAX端末でも一台3,800円ぐらいで購入できていたのが最近の販売価格は15,000円と、約11,000円も値段が高くなってしまいました。
2年間契約した場合のトータル金額は変わらないのですが、これだったらWIMAX端末は中古を購入して、UQでは「SIMカードのみ」の契約にしたほうがいいのではないか?
中古市場で販売しているWIMAX端末なら通常よりも安く端末が入手できるので、「じゃんぱら」で中古の「Speed Wi-Fi HOME L01」をさっそく注文。
この時「じゃんぱら」では未使用の「HOME L01」が2,980円(+送料770円)で売っていたので、普通にUQで契約するよりも11,000円ほど端末の購入費用を節約することに成功!
HOME L01は1世代前の機種になるが、2~3年前に発売された端末なら最新機種とさほど性能差はないので、中古品を気にしないならWIMAX端末は中古市場で買うのもいいかも。中古品なら未使用の「HOME L01」が2,980円~で購入でき、本体購入にかかる費用をかなり抑えることができます。
【追記】2020年3月現在 じゃんぱらでは後継機である「HOME 01」が4,980円で販売中。「HOME L01」と「HOME 01」は名前が似てるけどそれぞれ別の機種です。
UQ WIMAXで「SIMカード」を申し込んでみた
後日、じゃんぱらで購入した中古の「HOME L01」が届いたので、次はUQ WIMAXでSIMカードの申込みに挑戦。WIMAX用のSIMカードの申込みは、こちらの「UQ WIMAX公式オンラインショップ」で手続きが可能。
2020年3月時点でSIMカードの契約が可能なのは「UQ WIMAX」と「BIGLOBE」の2社のみ。他のBroad WiMAXやGMOではSIMカード単体の申込みは受け付けていない。
料金の支払い方法は普通に申し込むのと同じで「口座振替(引落し)」か「クレジットカード払い」が選択可能。
WIMAXの申込にはクレジットカードがあると手続きが速くて簡単。面倒な書類の郵送もいらないので、webサイト経由の申込にはクレジットカードが1枚あると便利。
ギガ放題プランは月額3,880円(税別)の「2年自動更新あり」を選択
UQ WIMAXのギガ放題プランには「2年自動更新あり」「2年自動更新なし」「期間条件なし」の3種類があるが、選ぶなら一番先頭の「2年自動更新あり(月額3,880円)」がおすすめ。
2番目の「2年自動更新なし(月額3,880円)」のプランは3年目以降の契約解除料(1,000円)が発生しないが、月々の料金が月額3,880円→4,050円と高くなるので選ぶメリットがあまりない。
「期間条件なし(月額4,050円)」のプランも短期間(6か月以内)で解約する人以外に料金的な優位性がほとんどないので、ギガ放題プランの選択は「2年自動更新あり」でいいと思う。
オプションのセキュリティソフトは不要
オプションで選択できるウイルスセキュリティソフトの「カスペルスキー(月額500円)」は正直いって不要。UQで月額500円(年間6,000円)を支払ってカスペルスキーを契約するくらいなら、自分で3年版(7,700円)をダウンロード購入したほうがはるかに安い。
SIMカードを申し込む際の注意事項
実際にUQ WIMAXでSIMカードを申し込んでみて、注意したほうがいいなと思ったポイントはSIMカードのサイズ選びです。
■SIMカードを申し込むときに注意したいポイント
WIMAXのSIMカードには「NanoSIM(ver4)」「MicroSIM(ver3)」の2種類(SIMカードのサイズが「ナノSIM」と「マイクロSIM」の2種類ある)があって、自分が用意したWIMAX端末の名前を間違えないように気を付けたい。
■ご利用いただけるWiMAX製品は以下に記載した製品のみとなります。機種によってSIMのバージョンは異なりますのでご注意ください。
<NanoSIM(ver4)> W05 / W06 / WX04 / WX05 / WX06 / L01s / L02 / HOME 01 / HOME 02<MicroSIM(ver3)> W01 / W02 / W03 / W04 / WX03 / L01
(※HWD14 / HWD15 / NAD11 / WX01 / WX02 / URoad-Stick / URoad-Home 2+ / novas Home+CA)
私が中古市場で購入したWIMAX端末は「Speed Wi-Fi HOME L01」なので、SIMカードは「MicroSIM(ver3)」を選ぶ必要がある。
特にHOME L01は見た目が一緒なのに「L01」と「L01s」はでSIMカードのサイズが違うので申込み時に注意したい。※L01はMicroSIM、L01sはNanoSIM。
SIMカードが届くまでの日数は?早くて2~3日でSIMカードが自宅に到着
UQ WIMAXでSIMカードを申し込んだ場合、早ければ翌日に商品の発送完了通知が登録したメールアドレスに届く。荷物の配達は佐川急便が担当。15日にSIMカードの申込みをして2日後の17日には自宅にSIMカードが到着しました。
SIMカードはA4サイズノートほどのメール便(格安SIMの発送方法と一緒)にて配達され、荷物は「ポスト投函禁止」なので受け取りには在宅している必要あり。SIMカードの受け取りに本人確認(身分証の提示)は求められなかったので、たぶん受け取りは家族でも大丈夫なはず。荷物の受け取りにハンコは不要。
新生活シーズンでインターネット契約の申込みが多くなる3月に申込んでみたけど、SIMの発送対応は十分早いと思う。
WIMAX(SIMカード)の設定方法はとっても簡単
■Speed Wi-Fi HOME L01の設定方法
今回初めてWIMAXのSIMカードに挑戦してみましたが、初期設定はとっても簡単でSIMカードをWIMAX本体のカードスロットに挿入するだけでした。
格安スマホみたいにAPN設定の必要もなく、本当にSIMカードを入れるだけでOK。
注意すべき点があるとしたらSIMカード(IC金属部分)の入れる向きを間違えないようにすることくらいかな?
↑「Speed Wi-Fi HOME L01」の場合、WIMAX本体の底にSIMカードを入れる場所がある。
SIMカードを入れた後、電源を入れれば1分ほどで設定完了
SIMカードを入れたあと電源を入れると約30秒~1分ほどでWIMAXが使えるようになるので、後は普段からパソコンやテレビで使用しているLANケーブルをHOME L01本体の裏側にあるLAN端子に差すだけでインターネット(有線接続)が利用できるようになります。
WiFi通信も問題なく利用可能
WiFi通信(無線LAN通信)の「SSID」や「パスワード(暗号化キー)」は、HOME L01本体の底に貼られているシール⑫に掲載されているので、WiFi通信に接続する場合はこれを確認しましょう。
NFC対応のスマートフォンなら、HOME L01本体の上部にスマホをかざすだけで、WiFi通信が使えるようになります。
【まとめ】UQ WIMAXのSIMカードに挑戦してみた感想
正直、SIMカードを申し込む前はうまく設定ができるか不安でしたが、WIMAXの設定作業は思った以上に簡単で、Speed Wi-Fi HOME L01の場合は本体底にあるカードスロットにSIMを入れるだけでOKでした。
■UQ WIMAXでSIMカード単体を契約するメリット
①WIMAX端末は中古製品を購入することで初期費用を抑えることができる。
②すでにWIMAX端末を持っているならそれを再利用可能。
③WIMAXの設定は「SIMカードを入れる」だけでOKなのでとっても簡単。
④UQ WIMAXは料金や違約金が安くなったので、自宅用のインターネット回線としてコスパ◎
これならUQ WIMAXでわざわざ新規に端末を購入する必要もないし、WIMAX端末は中古品を用意すれば余計な支出も抑えることができます。
例えばデジタル機器の中古販売店「じゃんぱら」では未使用のHOME 01(UQ WIMAX版)が4,980円~で販売しているので、普通に新品を契約するよりも1万円近く料金を節約できてお得。
WIMAXには「3日間10GB」の速度制限が設けられているのが難点だが、料金が3,880円(税込 4,268円)に値下げされたので、自宅用のインターネット回線として十分に選択の余地あり。今回、UQ WIMAXのSIMカードを契約してみて大変満足しています。