昨年の10月に消費者の関心を一心に集めた「携帯電話の4割値下げ」も期待外れに終わり、携帯電話料金が安くなるどころか利用者によっては以前よりも料金が高くなるケースも。
分離プランの導入で確かに通信料金は少し値下げされたのだけど、端末代の割引きが減った分、消費者の支払う携帯電話料金は大幅に増加しており、総務省の発表した2020年版「電気通信サービスに係る内外価格差調査」によると、端末代金も含めた支払い総額はこの1年で平均月1,800円(年21,600円)も増加しました。
この他にも世間では中国の武漢を起源とした新型コロナウイルス(COVID-19)が大流行しており、仕事先の倒産、非正規雇用の解雇、ボーナス減少などによる収入減に対して何も対策しないでいると今後の生活はどんどん苦しくなる一方。
新型コロナの収束には最低でも1~2年単位の時間が必要とみられ、これに備えて日々の生活費の見直しが急務となっております。
目次
毎月5,000円以上の節約が可能!毎月の生活費を本気で見直すなら「格安スマホ」への乗り換えが効果的
新型コロナの長期化に備えて、毎月の支出を本気で見直すなら「格安スマホ」への乗り換えが効果的です。
MVNOの格安スマホなら料金が月額1,800円以下に抑えられる!
大手携帯キャリアの料金プランと比較すると、MVNOの提供する格安スマホは料金が非常に安く、例えば「LINEモバイル」の料金プランなら、毎月の請求金額は月額1,100円(税別)に、平均的な3GBのプランでも月額1,800円前後に抑えられます。
自宅ではソフトバンクの「iPhone 8」をLINEモバイルの音声通話SIMで利用していますが、毎月の請求金額は1,298円(税込み)前後です。
大手携帯キャリアで契約したスマートフォンがあるなら、格安スマホ提供会社での契約は「SIMカードのみ」で済むので、例えば毎月のスマホ代が月8,200円だとすると毎月7,000円の節約(年間8.4万円)以上の節約が可能。
仮に家族4人全員が格安スマホに乗り換えた場合の節約効果は年間33.6万円で、10年で336万円以上の金額を「貯蓄」や「生活費」に回すことができます。
MVNOの格安スマホの魅力は本気で節約しようと思えばこれくらい本当に節約が可能な点にあります。現在、新型コロナの影響で収入が激減して携帯電話料金の見直しを行うなら、格安スマホへの乗り換えをおすすめします。
■この記事はここがポイント
①新型コロナが経済に与える悪影響は1年単位で覚悟しないといけない。
②格安スマホに乗り換えれば驚くほど携帯電話代(特にスマホ代)が安くなる。
③今まで大手携帯キャリアで高額な料金を支払っていたのが本当に馬鹿らしくなる。
④本気で携帯電話料金の削減をするなら格安スマホへ絶対に乗り換えるべき!
【2020年版】格安スマホの契約におすすめなMVNOランキング!ベスト5!
ここからは格安スマホや格安SIMを提供しているMVNO(格安スマホ提供会社)を、総合的な評価を含めてランキング形式で紹介していきます。
格安スマホが登場した2015年頃は通信速度がめちゃくちゃ遅かったり、サポート体制が貧弱だったり、正直言って駄目な部分も多々あったのですが、現在ではMVNO各社の企業努力もあって全体的なサービスの質がかなり向上。
昔に比べると今の格安スマホは本当に内容が良くなっているので、大手携帯キャリアから格安スマホへの乗り換えを考えているなら、このランキングを参考に検討してみて下さい。
おすすめ格安スマホランキング 第1位「UQモバイル」
【UQモバイルの概要・説明欄】
大手の携帯電話会社からの乗り換えで一番おすすめなのが、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する「UQモバイル」です。
UQコミュニケーションズはもともと無線データ通信サービスの「UQ WiMAX」を提供する目的で、KDDIが100%出資する子会社という形で2007年に設立されたが、2015年にKDDIバリューイネイブラーが運営していた「UQモバイル」を吸収(UQブランドの統合)することで格安スマホ事業に本格参入。
UQモバイルはスピードが遅いと言われる格安スマホサービスのなかでも、通信速度が速くて安定していることで有名。
通常、MVNOの格安スマホはインターネットの利用者が多くなるお昼や夕方以降の時間帯で通信速度が大きく低下するのですが、UQモバイルでは通信帯域の確保に多めの予算を割いているため、全体的な通信速度が速いのです。
ちなみにUQモバイルは2020年10月1日付けで親会社であるKDDIに吸収されることが発表されており、今後はソフトバンクのワイモバイルのように、auのサブブランドとして事業展開していく予定です。
■UQモバイルの主な特徴
・UQモバイルではデータ3GBのプランが月額1,980円(税別)から。 |
【UQモバイルの総合評価・評判・満足度など】
UQモバイルの満足度は10点満点中の10点。UQモバイルは一般的な料金プランを比較すると他のMVNOより月額400円ほど高いのだが、その分通信速度が速くて安定しており、月額400円分以上の価値がある。
また、UQモバイルではauユーザー向けのSIMカードも用意しており、auで契約したスマートフォンならSIMロック解除なしで端末をそのまま利用できるのがメリット。
UQモバイルのプランなら端末代込みでも月額3,000円前後、auのスマートフォンを再利用するなら月額2,200円前後でスマホ代が維持できるので、本気で携帯電話料金を節約したい人におすすめ。
■家族割りで2台目以降の料金が月額500円引きになる制度もあります。
→UQモバイルなら2台目以降の料金が月額1,480円(税別)から
■UQモバイルが最適なのはこんな人
①NTTドコモやソフトバンクからの乗り換えで、通信速度の速い格安スマホを探している。
②auのスマートフォンで利用できるSIMカードを探している。
③大手携帯電話会社からの乗り換えでスマホ代を毎月5,000円以上、年間で6万円以上節約したい人におすすめ。
④家族割りの適用で料金が更に月額500円引きになるので、複数台契約する人にもUQモバイルはおすすめ。
▼UQモバイルの公式サイトやお得なキャンペーン情報はこちら
→WEB限定!10,000円の現金キャッシュバックキャンペーン実施中!
おすすめ格安スマホランキング 第2位「楽天モバイル」
【楽天モバイルの概要・説明欄】
おすすめ格安スマホランキングの第2位は楽天モバイルが提供する「Rakuten UN-LIMIT」プランです。
▲楽天モバイルの公式サイトはこちら
楽天モバイル(MVNO)は楽天グループが2014年10月から提供している格安スマホサービスのブランドで、2020年4月に国内第4位の携帯電話会社(MNO)に昇格して通信業界に本格参入。
楽天携帯がスタートした影響で楽天モバイルの旧料金プラン(月額1,250円~)は新規の申込受付が終了。現在楽天モバイルで契約できるプランは月額2,980円(税別)でデータ通信が使い放題+24時間電話かけ放題になるRakuten UN-LIMIT(ラクテンアンリミット)プランのみ。
楽天携帯がスタートしてから約3か月で累計回線契約数が100万回線を突破し、楽天モバイルは日本国内で先行しているNTTドコモ、au、ソフトバンクなど大手携帯キャリアの牙城切り崩しを狙う。
■楽天モバイル(楽天携帯)の主な9つの特徴
・楽天モバイルが提供する「Rakuten UN-LIMIT」は料金が月額2,980円(税別) |
【楽天モバイル(楽天携帯)の総合評価・評判・満足度など】
楽天モバイルの満足度は10点満点中の7点。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT(月額2,980円)は自社回線の提供エリア内ならデータ通信がほぼ無制限(1日に10GBの制限あり)の使い放題になるのが素晴らしい。
Rakuten UN-LIMITの通信速度は下り5~6Mbps前後なのだが、スマートフォンで動画を視聴したり、普通にWebサイトを表示する分には十分。また、「Rakuten Link」と呼ばれる通話アプリを経由して電話を掛ければ、国内通話が24時間かけ放題になるのも魅力。
ただし楽天回線は提供エリアがまだまだ少ないので、無制限でデータ通信が使えるエリアは東京や大阪、名古屋、福岡、札幌などの一部地域に限られる。
パートナーエリアではauのネットワーク回線を借りてサービスを提供しているので、通話や通信の品質には問題がないが、データ通信の上限が月/5GBに制限されてしまう。パートナーエリアではデータ容量超過後でも下り1Mbps前後でインターネットが利用できる。
楽天携帯に申込む際の注意点としては、多少のトラブルや通信障害は仕方がない事と思って我慢すること。楽天は大手携帯キャリアとしての経験値がまだ不足しているので、楽天携帯がノウハウや技術を獲得するまで、あと2~3年は成長を見守る必要があります。
■楽天携帯が最適なのはこんな人
楽天モバイル(楽天携帯)が今年の4月から提供を開始した「Rakuten UN-LIMIT」は、月額2,980円(税別)でデータ通信無制限の使い放題+電話24時間かけ放題は、高額な携帯電話業界の常識をぶち壊す可能性を大いに秘めている。
楽天携帯は何だかんだ言われていますが、実際に利用してみると意外と良かったりするので、新型コロナによる収入減で困っている人は、1年間無料の楽天携帯を契約してみるのも、最後の手段としてありかも。
▼楽天モバイルのお得なキャンペーン情報はこちら
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」なら300万人限定で月額2,980円(税別)が1年間無料。楽天携帯がスタートから3か月(2020年6月30日)の時点で累計契約者数が100万人だったので、300万人達成は早くても今年の12月。
▼まだまだ余裕で1年間無料の「Rakuten UN-LIMIT」に申し込むチャンスがありますので、興味のある方は楽天モバイルの公式ホームページで情報を確認してみて下さい。
おすすめ格安スマホランキング 第3位「ワイモバイル」
【ワイモバイルの概要・説明欄】
おすすめ格安スマホランキング第3位は「ワイモバイル」です。
▲ワイモバ公式サイトはこちら
Ymobile(ワイモバイル)は大手携帯キャリアのソフトバンクが提供する低価格スマートフォンサービスです。
ワイモバイルはもともと「イーモバイル(イー・アクセス)」と呼ばれる国内第4位の携帯電話会社だったのですが、2012年にソフトバンクグループに買収されてからは同社傘下のサブブランドに。
ワイモバイルが普通の格安スマホ(MVNO)と違うところは自社で通信回線を保有しているMNOという点にあります。
MVNOでは大手携帯キャリアから回線を借りてるのに対し、ワイモバイルは自社の基地局や通信帯域を使っているので、通信が混雑する時間帯でも携帯キャリア並みの通信速度を実現できるのです。
■ワイモバイルの主な特徴
・ワイモバイルの料金は月額2,680円(税別)から。 |
【ワイモバイルの満足度・総合評価】
ワイモバイルの満足度は10点満点中の8点くらい。
ワイモバイルは普通の格安スマホと比較すると料金が1,000円ほど高いが、NTTドコモやauと同じ大手携帯キャリア(MNO)に属する企業なので通信速度がとても速くて安定している。
ワイモバイルは一番安いプランSでも月額2,680円(税別)と、料金が少し割高な面もあるが、高品質なネットワーク回線と手厚いサポート、全国に4000店舗あるワイモバイルショップで万が一のトラブルも安心。
ワイモバイルはちょうど大手携帯キャリアと格安スマホの中間にある通信会社で、料金は節約したいけどサービスと回線の品質は落としたくない人にワイモバイルはかなりお勧め。ワイモバイルではSIMカード単体での申込みも可能なので、iPhoneやAndroid端末向けのSIMカードを探している人は、ワイモバイルで探してみるのもいいかも。
▼ワイモバイルのお得なキャンペーン情報はこちら(公式ホームページへ)
▲ワイモバイル公式サイトへ
おすすめ格安スマホランキング 第4位「IIJmio(アイアイジェイミオ)」
【IIJmioの概要・説明欄】
おすすめ格安スマホランキングの第4位は「IIJmio(アイアイジェイミオ)」です。
▲IIJmio公式ホームページはこちら
IIJmio(アイアイジェイミオ)はインターネットイニシアティブが提供する格安スマホサービス。インターネットイニシアティブ株式会社は一般の知名度は低いが、MVNOサービスを卸売りするMVNEとして通信業界や企業の間では有名な通信プロバイダの一つである。
2018年に楽天モバイルが契約回線数でトップをとるまでは、IIJmioが格安スマホ業界でシェアNo.1でした。
■IIJmio(アイアイジェイミオ)の主な特徴
・料金はNTTドコモとau回線の2つのプランが選べて月額1,600円(税別)から。 |
【IIJmioの満足度・総合評価】
IIJmioの満足度は10点満点中の7点くらい。
IIJmio(アイアイジェイミオ)を提供するインターネットイニシアティブは一般にはまだあまり馴染みのない会社だが、通信とネットワークに関する技術力は業界内でも評判が高く、所属するエンジニアも優秀な人が多いのが特徴。
IIJmioはNTTドコモとauのマルチキャリア対応、家族でデータ通信が分け合えるシェアプランが魅力。
ただIIJmioは選べるデータ通信量が「3GB」「6GB」「12GB」の3種類しかないのが少し残念。家族間なら定額で30分電話がかけ放題になるプラン(みおふぉんダイアル)もあるので、家族でまとめて格安スマホや格安SIMに乗り換える場合にIIJmioはおすすめ。
▼IIJmio(アイアイジェイミオ)のお得なキャンペーン情報はこちら(公式ホームページへ)
▲IIJmioで何かしらお得なキャンペーンを毎月やってます!
おすすめ格安スマホランキング 第5位「LINEモバイル」
【LINEモバイルの概要・説明欄】
おすすめ格安スマホランキング第5位として最後に紹介するのが「LINEモバイル」になります。
▲LINEモバイル公式ホームページはこちら
LINEモバイルはあの無料通話アプリで有名なLINE(ライン)が提供する格安スマホサービスです。サービス開始当初はNTTドコモのネットワーク回線を利用したSIMカードの提供していたが2018年3月にソフトバンクと業務提携。
その後は、NTTドコモ回線・au回線に続いてソフトバンク回線のSIMカードの提供を開始し、LINEモバイルは特にソフトバンクのスマートフォンで使用できるSIMカードを探している人におすすめです。
■LINEモバイルの主な特徴まとめ
・LINEモバイルの料金は音声通話プランが月額1,100円から。 |
【LINEモバイルの評価】
LINEモバイルの最大の特徴はLINEやTwitter、Facebook、Instagramのデータ消費量がゼロになるコミュニケーションフリープラン。このプランを契約すればこれらのSNSが「実質」使い放題になる。
また、LINEモバイルのSIMカードはLINEの年齢認証にも対応しており、MVNOなかで唯一LINEのID検索機能が利用できるSIMカードなので、無料通話アプリのLINE(ライン)をよく使うユーザーにもおすすめ。
LINEモバイルの公式ホームページではiPhoneの設定方法も分かりやすく解説しており、大手携帯キャリアで契約した「iPhone XS」や「iPhone XR」「iPhone 8」も格安料金で運用可能。
【LINEモバイルの満足度・総合評価】
LINEモバイルの満足度は10点満点中8点くらい。
LINEモバイルは「LINE」や「Twitter」「インスタグラム」などのSNSが実質使い放題になるプランや、最大7,000円相当のLINEポイントが貰えるキャンペーンなどがお得。購入できる端末の種類も豊富で、iPhone 7(32GBモデル)を29,800円~で販売している。
LINEモバイルはNTTドコモ、au、ソフトバンクの3回線からプラン選択ができ、音声通話SIMが月額1,100円(税別)からと、500MBのプランでは業界最安値水準の料金なのもおすすめなポイント。
→業界最安値!LINEモバイルなら500MBの音声通話プランが月額1,100円(税別)から
LINEモバイルの通信速度にはあまり期待しないほうがいいが、それ以外の面ではかなり優秀なMVNOなので、特にソフトバンクユーザー向けのSIMカードを探しているならLINEモバイル一択と断言していいほどおすすめです。
※ソフトバンク版のiPhone 8をLINEモバイルのSIMカードで2年以上利用していたがかなり良かった。
▼LINEモバイルのお得なキャンペーン情報はこちら(公式ホームページへ)