原発再稼働期待で東北電力の株価が約3週間で15％上昇！
7月29日の決算発表で完全無配に転落したあと東北電力の株価は5日間で18％下落したのだが、電気料金の値上げによる収益改善期待や、岸田首相がこれまでに再稼働した10基の原発に加え、来年の夏以降に追加の7基の再稼働を目指す方針を発表した影響で、東北電力の株価は一時 610円→700円（＋15％）まで上昇。
過去10年以上停止状態が続いている東京電力柏崎刈羽原発の再稼働期待が出た東京電力に至っては一日で株価が約10％上昇。
先月の原発再稼働ニュースと同様にこれも一時的な上昇かも知れないが、世界中の機関投資家が日本の原発再稼働に期待しているのが分かる。
東北電力の株価チャートはまだ下落トレンドの途中
東北電力の週足チャートを見てみると2019年から続く下落トレンドから全然脱してないけど、そろそろ底値付近ではあると思う。
女川原発が本格的に再稼働するのは2024年4月以降の予定なので、今年いっぱいは500円割れのリスクを想定しておいたほうがいいけど、5年単位の長期目線で見ればいまの東北電力は絶好の買い場だと思う。
決算のたびに東北電力の株価は大きく下がると思うけど、そこはチャンスと考えて積極的に買ってみても面白いかも。
