SoftBank Airでタイタンフォール2(Titanfall2)のオンライン対戦はできるのか?検証してみた

SoftBank Air

■SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第3弾『タイタンフォール2』

先日、SONYのPlayStation Storeで2016年に発売されたタイタンフォール2が1,512円(通常の50%OFF)で販売していたので、SoftBank Air回線でもタイタンフォール2のマルチプレイ(オンライン対戦)が遊べるのか?調べるため、実際にゲームソフトを購入して検証してみました。

目次

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工事不要のインターネット通信サービス『SoftBank Air』とは?

SoftBank Air(ソフトバンクエアー)とは通信会社の「ソフトバンク」が提供する一般家庭向けのインターネット回線です。

SoftBank Air公式サイト→データ容量なし!【SoftBank Air】



SoftBank AirはWIMAXと同じ無線タイプのインターネット回線で、その通信には携帯電話などに使用されている電波と同じ通信規格が使用されているためインターネット開通のための回線工事が不要。

光回線と違って配線を通すための穴を開ける作業も必要ないため、手軽にネット環境が構築できるので重宝されています。

 

一方でSoftBank Airの通信には電波を利用しているため通信速度がある程度安定した状態でも、PING値の高さ(反応速度の遅さ)から格闘ゲームやFPS系のオンライン対戦に不向きという特徴を持っており、それらのオンラインゲームをプレイするユーザーは、Airの申し込みを際に注意する必要があります。

 

SoftBank Airの利用状況とタイタンフォール2のプレイ環境

■SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の利用環境

・ゲーム機はSONYの「PlayStation 4」を使用。

・タイタンフォール2はダウンロード版を購入

・PS4とSoftBank Airの間はLANケーブルを使用した有線接続。

 

自宅ではSoftBank Airの青ランプが3つ点灯しており、電波状態としては1番良い状態。

回線が空いている午前中などでは通信速度が下り最大50~60Mbps前後。

タイタンフォール2プレイ中の通信速度は下り7.96Mbps、上り3.42Mbps。PING値は48~83の間で変動、高いと130前後で推移。

AirはWiFi通信(無線LAN)も利用できるのだが、より安定した状態でゲームをプレイするため有線接続で検証。

Airでタイタンフォール2プレイ中に起こった3つの症状

SoftBank Airでタイタンフォール2を遊んでいる時に気になった症状は主に3つ。

①マルチプレイ(インターネット対戦)に接続するときに、何分待っても「接続中」のままゲームが始まらない。

タイタンフォール2のマルチ対戦をプレイするためにはPS Plus(1ヵ月利用権/514円)に加入する必要があるのだが、PS Plusに加入した後でも、いつまでたっても「接続中」のままでマルチプレイを開始することができない。

 

……この程度の事態は事前に予測済み、Air以外の原因も考えられるため一旦ADSL回線(Yahoo! BB)に切り替えてマルチプレイに接続。

ADSL回線に変更した途端すぐにタイタンフォール2のマッチングができたため、やはりAir回線に原因か?

 

しかしその後、再度Softbank AirのLANケーブルに切り替えてマルチプレイに接続。今度は「接続中」とならずにすぐにゲームが開始できた。

②ゲームプレイ中にラグが発生する

今度は、マルチプレイ(オンライン対戦中)の感想。

 

Softbank Airでタイタンフォール2をプレイ中、相手プレイヤーや味方の動きが若干カクつく。ゲームのプレイに支障がでるほどではないが快適とも言えない。

 

また所々で「ラグ」や「遅延」も発生。

 

例えば、こちらが先制して銃撃しているのに撃ち負けることがある。

 

これはSoftBank AirやWIMAX特有のPING値の高さが影響していて、自分のゲーム画面では先制攻撃しているように見えても処理の上ではほぼ同時か、相手の方が少し早いタイミングで撃ってることが多い。

参考記事オンライン対戦ゲームとPING値の関係性(http://gamingpcs.jp)

 

FPS系のゲームではPINGの数字がゲームプレイに影響し、PING値の差が50だと約0.5秒の遅延(ズレ)が発生する。FPSではこの差が致命傷となりPING値が低いプレイヤーと対戦するとこちらが不利になる。

これは光回線でもモデムとゲーム機との間はWiFi通信(無線LAN)で接続しても起こる現象と言われ、格闘ゲームやFPS系のオンライン対戦は有線接続が推奨される理由でもある。

③オンライン対戦中にエラーが出てゲームが強制終了することがある

タイタンフォール2のプレイ中に1回だけ、エラーを吐いて対戦中にマッチング画面に戻されました。

 

これまでSoftbank Airでオンラインゲーム(FF14やMHFZ)をプレイ中、回線が途中で切れたり、強制ログアウトになることは1度もなかったのだが、今回初めてタイタンフォール2でエラーが出て途中で接続が切れてしまった。

※調べてみるとこの「エラー落ち」はひかり回線でも同様に起きるようで、特にSoftbank Airが原因という訳ではないみたいですが、そういう現象が1回起きたということでここに書き残しておきます。

SoftBank Airでもタイタンフォール2のオンライン対戦はできるのか?【まとめ】

一応、SoftBank Airでもタイタンフォール2のマルチプレイ(インターネット対戦)を遊ぶことが可能ですが、若干のラグや、また固定回線(光回線やADSL)よりもマッチングに時間が掛かる気がします。

 

これまでSoftbank AirやWIMAXを利用してきた経験からいうと、ファイナルファンタジー14(FF14)ファンタジースター(PSO2)などMMORPGは問題なく遊ぶことが可能だが、格闘ゲームやFPSなどシビアなPING値を求められる対戦系ゲームが苦手な感じ。

※この他にもWOT(PC版)やMHFZ(PS4版)がプレイ可能。

 

ゲームタイトルにもよるかもしれませんがSoftbank Airでは基本的に格闘ゲームが×(プレイ自体が厳しい)、FPS系ゲームが▲(一応遊ぶことは可能だがPINGの差から対戦が不利になることも)といった感じです。

※Softbank AirやWIMAXなど電波タイプのインターネット回線ではオンライン対戦のマッチングができなかったり、マッチングしたとしてもキャラの動きが重すぎてゲームにならなかったりする(格闘ゲームの場合)

 

快適に格闘ゲームやFPSゲームをオンライン対戦をプレイしたいなら通信速度が高速で、且つPINGが安定しているひかり回線にする方がお勧め。

最近だと『NURO 光』がPS4やパソコンでオンラインゲームをするユーザーの間で評判が良く、光回線が契約できるならNURO光にした方がいいと思います。



 

■SoftBank Airの「遅延」検証シリーズ(他の記事)

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第1弾「COD:BO3」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第2弾「バトルフィールド 1」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第3弾「タイタンフォール2」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第4弾「ストリートファイター5」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第5弾 「DEAD OR ALIVE 6」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第6弾 「Apex Legends」

 

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