SoftBank Air回線で『バトルフィールド1』のオンライン対戦は遊べるのか?

SoftBank Air

■SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第2弾『バトルフィールド 1』

先日、「バトルフィールド 1」のゲーム本編と4つの拡張パックがセットになった【バトルフィールド 1 Revolution(2017年発売)】が75%OFFの1,566円で販売していたので、SoftBank Air回線でBF1のオンライン対戦がプレイできるのか検証するため早速購入してみました。

目次

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SoftBank Air回線の特徴・解説

SoftBank Airとは通信会社のソフトバンクが提供する無線タイプのインターネット回線で、UQ WIMAXが提供しているWIMAXと似たようなサービスです。

 

■SoftBank Air公式サイト(Yahoo!BB)

データ容量なし!【SoftBank Air】



SoftBank Airの大きな特徴として、AirはSoftBank 4G(ソフトバンク フォージー)と呼ばれる、ソフトバンクの携帯電話・スマートフォンのデータ通信に利用されているものと同じ電波(SoftBank 4G)を使用しているので、インターネット開通のための回線工事が不要。

 

Air本体が届いたら自宅のコンセントに差して電源を入れるだけで簡単にインターネットが利用できるようになるので、光回線やADSLなどの物理回線が導入できないご家庭で重宝します。

■ADSLの導入記録

Yahoo!BBのADSLからSoftBank Airに乗り換えてみた感想

 

SoftBank Airで『バトルフィールド1』のオンライン対戦(マルチプレイ)が遊べるのか検証

今回、SoftBank Air回線で遊んでみたのはPS4版の「バトルフィールド 1 Revolution」

「バトルフィールド 1 Revolution」は2016年に発売されたバトルフィールド 1 のゲーム本編と、2017年~2018年にかけて配信された4つの拡張パック(「They Shall Not Pass」「In the Name of the Tsar」「Turning Tides」「Apocalypse」)がセットになった製品です。

 

「バトルフィールド 1 Revolution」にはこれまで配信された全てのコンテンツが含まれているので、これから新しくBF1を購入するなら通常版よりもこっちを買った方がお得です。

【通信速度】自宅でのSoftBank Airの利用状況

自宅でのSoftBank Airの通信速度は回線が空いている深夜から午前中の時間帯なら下り60~70Mbps、上りは4~5Mbps前後。

インターネットの利用者が多くなる(回線が混雑する)夕方以降の時間帯になると、上り/下りともに2~3Mbps前後に制限される感じです。

※PING値は30となっているが、体感的に計測サイトのPING値表記はあまり当てにならない。

 

PS4とAirの間は無線LAN(WiFi通信/5GHz)接続でバトルフィールド 1のマルチプレイ(インターネット対戦)を検証。

ちなみにPS4との間はLANケーブルによる有線接続で試したとしても、ゲームのプレイ環境(PING値等の推移)はあまり変わりません。

 

【BF1】バトルフィールド 1のオンライン対戦は接続エラーや大きなラグ等が発生せずに普通に遊べるレベル

最大64人で対戦する「オペレーション」や、フラックを占領して守る「コンクエスト」など、バトルフィールド 1のオンライン対戦(マルチプレイ)を一通り試してみましたが、SoftBank Air回線でも接続エラーや大きなラグ等、特に目立った障害が起こらずネット対戦が可能でした。

バトルフィールド 1のPING値はプレイする鯖(サーバー)によって変わってくるのですが、遅延が30台と低い時もあれば140をオーバーする時もあります。

特に日本国内のプレイヤーが建てた鯖なら遅延が少ない傾向にあり、逆にヨーロッパや南アメリカなど、遠い地域の鯖だと常時遅延が100以上になる感じがします。

 

バトルフィールド1では遅延が140以上でもそこまで極端なラグは発生せず、SoftBank Air回線でも普通にマルチプレイができるレベルです。

 

■ただしラグの影響がまったくない訳ではない

もともとSoftBank AirWIMAXなどの無線タイプのインターネット回線は、通信の方法に電波を使用しているため光回線と比較するとPING値が高めで不安定です。

 

色々なオンラインゲームをやっているとプレイ中のPING値が100~150を超えることも珍しくなく、その関係でラグや遅延等の影響に出会う機会が少なからず起こります。

 

■遅延の影響と見られるケース

①敵に発見された後、すぐさま壁や岩陰に隠れた場合でも1~2発のダメージを喰らうことがある(完全に岩陰に隠れた状態でダメージをもらう)

②撃ち合いの際に最低1~2発は相手に打ち込んでいるのにダメージを全く与えられていないことがある。

③PING値の低い光回線プレイヤーと対峙すると、先制攻撃しても銃撃戦で撃ち負ける。

④遠距離を走っている相手には偏差撃ちをしても弾を当てるのが難しいが、逆に相手の攻撃はよく当たり、プレイヤースキル以外の差を感じる。

 

SoftBank Air回線で感じる遅延の影響は感的で0.2~0.3秒程度なのですが、FPS系のゲームでは結構な違いが出てしまい、やはり光回線と比較するとPING値の面で不利だなと思うことがあります。

※FF14やMHWなどのゲームならこの程度の遅延は問題ないが、格闘ゲームやFPS系のオンライン対戦になってくるとPING値の差が大きく影響してくる。

■参考記事→PING値とオンラインゲームの関係性(外部サイト)

 

【まとめ】SoftBank Air回線でBF1のオンライン対戦を遊んでみた感想

電波の入り具合や自宅の通信環境によって多少変わってくるかも知れませんが、SoftBank Air回線でも「バトルフィールド 1(BF1)」のオンライン対戦(マルチプレイ)を遊ぶことが可能。

※自宅では下り350Mbps対応のSoftBank Air「Airターミナル 3」を使用。電波の受信感度は青ランプが3つ点灯(電波状況が一番良い状態)です。

 

これまでタイタンフォール2やCOD:BO3(ブラックオプス3)などいくつかのFPSゲームをSoftBank Air回線でプレイしてきましたが、BF1のマルチが一番ラグの影響が少なかったです。

 

ただしラグが少ないといっても完全に遅延の影響がない訳ではないので、プレイ環境に点数を付けるなら100点満点中65~75点くらい。(まぁ、FPSガチ勢じゃなければ楽しめるレベル)

 

本気でFPSのオンライン対戦をプレイするなら『NURO 光』などの光回線がお勧めですが、意外とSoftBank Air回線でもBF1のマルチが遊べるので、「バトルフィールド 1 Revolution」の購入を考えている方は今回の記事を参考にしてみて下さい。

 

■SoftBank Airの「遅延」検証シリーズ(他の記事)

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第1弾「COD:BO3」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第2弾「バトルフィールド 1」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第3弾「タイタンフォール2」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第4弾「ストリートファイター5」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第5弾 「DEAD OR ALIVE 6」

→SoftBank Air回線の遅延について検証シリーズ 第6弾 「Apex Legends」

 

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